オパール(Opal)は10月の誕生石です。タンパク石ともいいます。
とくに虹色のきらめきをもつプレシャスオパール(貴タンパク石)が好まれます。虹色のきらめきをもたないコモンオパール(普通タンパク石)では、特殊な色をもつか、おもしろい模様のあるものだけが宝石としてつかわれます。
オパール本体の地色は、無色透明(ウォーターオパール)、白(ホワイトオパール)、黒(ブラックオパール)、黄から赤色(ファイアオパール)ど、変化にとんでいます。
オーストラリアとメキシコが、世界の二大産地です。オーストラリアでは、1870年代にすばらしい品質のオパールが発見されました。堆積岩の割れ目に沈殿したもの、化石がオパール化したものが産出します。現在もホワイトオパールやブラックオパールのおもな産地となっています。メキシコのウォーターオパールやファイアオパールは、火山岩中の火山ガスがぬけた穴から産出します。
オパールは水をふくんでいるため、乾燥するとひびがはいってしまうことがあります。オパールダブレットは、うすいプレシャスオパールの下にコモンオパールやガラスを接着して厚みをつけたもの、トリプレットはダブレットの上を水晶やプラスチックでおおってプレシャスオパールを保護したものです。
日本では、福島県宝坂、石川県赤瀬、北海道紋別などで流紋岩中に多量に産しますが、プレシャスオパールに属するものはきわめてまれです。