日本フランチャイズチェーン協会は、2011年3月の全国コンビニエンスストア売上高を4月20日に発表しました。それによりますと、売り上げは既存店ベースで前年同月比7.7%増の6465億円で、5カ月連続で前年を上回っています。来店客数は0.6%減でしたが客単価が8.3%伸びています。
これは、 東日本大震災に関係した買いだめがあったと見られています。商品別の売上は乾電池、たばこ、紙製品などの非食品が同23.8%増。ソフトドリンクやインスタント食品などの加工食品は同3.7%増になっています。
一方、 内閣府が19日発表した3月の消費動向調査によりますと、消費者心理の動向を示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比2・6ポイント減の38・6となり、月次調査を開始した04年4月以降で、最大の落ち込み幅を記録しました。基調判断も前月の「ほぼ横ばい」から「弱い動きがみられる」へ4カ月ぶりに下方修正しています。東日本大震災の影響で百貨店などでは客足が遠のいており、今回の調査は消費者心理の急激な冷え込みを裏付けています。
ショッピングの自粛の文字が躍っていますが、自粛ではなく、単に買わないだけでしょう。都内の百貨店を覗いてみましても、地震前の客数ではありません。
デフレ経済下での大規模震災でしたから、客足が遠のくのは当然です。東北とは遠い震災地と一見関係ない西日本や九州などでも消費は冷え込んでいます。
4月22日現在では、百貨店などの高額品売り場は営業しない方がコストがかからなくて良いともいえる閑散ぶりです。
このブログのメインである宝石や高級ファッション商品などは、生きるために必要ではなく、あくまでもお洒落ですよね。そのお洒落していく場がないのです。
また衝動買い商品でもあり、「買いたい」衝動が希薄になっている今、供給側がいかに仕掛けようと無駄撃ちになるでしょう。
このような中、大阪市の梅田の百貨店「大丸梅田店」が4月19日、改装・増築を終えて全面オープンしました。大丸梅田店は、脱百貨店を掲げ、消費者の節約志向に対応した低価格品を拡充しています。テナントとして入る「東急ハンズ梅田店」など大型専門店も積極的に導入し、幅広い層の集客を図るそうです。
消費動向調査の結果(3月の結果)
消費者態度指数 38.6(▼2.6)
うち
「暮らし向き」 38.7(▼3.3)
「収入の増え方」 39.8(▼1.1)
「雇用環境」 37.0(▼2.2)
「耐久消費財の買い時判断」 38.8(▼3.8)