乱高下時のヘッジとしての日経225先物取引
14日の東京株式市場は、日経平均株価の終値は、10日の終値に比べ1171円14銭高の9447円57銭と、8営業日ぶりに急反発しました。上昇率は14・15%と、過去最大を記録しました。株価の低迷は企業業績を悪化させ国民生活にも悪影響を与えています。一過性の「だまし」的上げでなければ良いのですが肝心の実態経済は悪化したままです。
当然ですが、投資信託は解約が続いています。
9月末投信の銀行窓販残高は前月比‐9.7%の49.4兆円、シェアは51.9%=投信協会
投資信託協会によると、9月末時点の私募を含む国内投信の銀行窓販残高は前月比9.7%減の49兆4169億円となった。2カ月連続の減少。投信残高全体に占める銀行チャンネルの販売シェアは前月末比0.2ポイント低下の51.9%だった。
銀行窓販の大方を占める株式投信も、残高は同9.8%減の48兆5484億円と2カ月連続で減少した。ただ、販売シェアは前月比0.5ポイント上昇の58.9%となった。
Reuters
乱高下時の、日経225先物取引は趣味に範囲で行っていると面白そうですが、その場合でもヘッジする術は覚えておく事が肝要です。
ヘッジとは、リスク回避という意味で、リスクヘッジというのが正しい言い方ですが、投資の世界においてはヘッジだけで表現されています。私募などにより巨大な資金を集めた投資信託をヘッジファンドと言いますが、その呼名は、買建て玉と売建て玉をたくみに組み合わせて、リスクヘッジをしながら利益を確定するという売買手法を取っている事によります。
こうした「リスクヘッジ」は、日経225先物取引が個人でも割と簡単に利用出来るようになった事により、個人投資家の間でも徐々に利用されるようになりました。
ここで、具体的な例を挙げて考えてみることにします。例えば、現物株を持っており、目先の相場全体が下げそうだという時、日経225先物を売り建て、リスク回避をします。これは、株式を売却してしまう事と基本的には変わりませんが、より少ない証拠金によってリスクヘッジが出来るというところが特徴になるのです。
さらに、銘柄を多数保有していることや、近いうちには特に保有している現物株を売るつもりがないこと、持ち合いなどの条件の都合で売ることの出来ない等の理由でもヘッジは利用されます。
とは言っても、実際には保有している株と日経平均株価がいつも必ず連動するという訳ではありませんので、日経225先物の採用銘柄の中においても特に株価指数に連動しやすい現物株を持っているという時においてヘッジが有効であるといえます。
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