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開運橋とは、岩手県盛岡市にある北上川に架かる岩手県道2号盛岡停車場線の橋です。盛岡駅と市の中心部を結ぶ重要な橋です。
この開運橋は、別名二度泣き橋とも呼ばれています。東京などから転勤されてきた方々の間で語られたのが由来らしく、初めて盛岡市へ訪れ開運橋を渡るとき、「ああ、遠く離れた所まで来てしまった」と一度泣き、転勤期間を終えて盛岡市を去ることになり盛岡駅へ向かう途中に再びこの橋を渡り、二度目は離れるのが辛くて泣くのです。盛岡市は日本一綺麗な街といわれていますが、ここから見る岩手山と北上川の光景は独特の眺めです。

開運橋

開運橋

開運橋花壇は,北上川の土手沿いにあります。芝桜やチューリップが丁寧に手入れされて咲いていました。

開運橋

TVや新聞などでは、地方を見直そうとの見解が多いのですが、元々地方から東京など大都会へ流出したのは高度成長期であったのです。それがバブル膨張経済の後、1990年になると、「流出しなくなった」のです。つまり経済成長が終わったのです。以後年々多少の違いがあっても、「東京へ行って一発儲けてやろう」の野心は消え、地方に根付くしかなくなり、やがてデフレへと向かっていきました。「地方の時代」とは皮肉なことに、現代のわれわれが体験している清貧の時代を物語っていたのです。盛岡市には六本木ヒルズはありません。

悠々と流れる北上川の岸辺に立って、経済論を考えていたわけではありません。桜よ、来年逢いましょう。

宮城県柴田郡大河原町の白石川堤は、延長約8kmにわたる桜並木が続いており、一目千本桜と呼ばれています。約1,100本の「桜のトンネル」のうち3分の1は樹齢80年を超えていて、白石川の清流と満開の桜の先に、残雪の蔵王連峰が広がる景観に満足されるでしょう。

白石川堤の一目千本桜

舞い散る桜の道を歩いていたカップルは無事だったのでしょうか?
白石川堤の一目千本桜

白石川堤
宮城県柴田郡大河原町大谷
JR東北本線大河原駅
宮城県大河原町

大河原町災害対策本部発表(平成23年5月6日現在)

 平成23年3月11日(金)午後2時46分ころに発生した東日本大震災により、東北地方は太平洋沿岸部を中心に甚大な被害が発生しています。大河原町においては震度6弱を記録しましたが、死者・行方不明者はなく、大きな被害を受けた家屋もありませんでした。生活に必要なライフラインは、電気・電話・水道は町内全域で復旧しています。

被害の状況
 (1)人的被害(3月25日 午前10時現在)
   死者 0名
   行方不明者 0名
   負傷者 1名
 (2)住家被害(5月6日)
   全壊6、大規模半壊11、半壊42、一部損壊303、非住家被害53(調査中)
 (3)道路被害 (3月25日 午前10時現在)
   道路陥没、隆起、亀裂約100か所以上

盛岡城跡公園は、不来方(こずかた)城跡とも呼ばれ、白い花崗岩で組まれた石垣で有名です。建造物は明治初頭に解体されました。官軍に抵抗したため取り壊されたのです。盛岡城跡公園は桜が綺麗ですが、今年は東北地方太平洋沖地震の影響で観桜客も少なかったでしょう。

盛岡城跡公園

盛岡城跡公園

盛岡城跡公園

2年前、桜満開の日に盛岡城跡公園(岩手公園)を訪れました。スケッチブックに桜を写生していましたら、私が座っていた近くに同じ年くらいの青年が桜の絵を描いていらっしゃいました。
午後3時ころ、帰り支度をしていた私に、
「上手に描けましたか?」と声を掛けられ、
「いえ、メモ代わりです。」と答えた私。
彼はにっこり笑って、無言の「さようなら~」でした。
あの人、無事だったのかしら?

また逢いましょう、桜舞うこの公園で。

盛岡城跡公園(岩手公園)
岩手県盛岡市内丸
JR東北本線盛岡駅
盛岡城跡公園HP

北上川は岩手県中央部から宮城県を南流する川です。
日本でも有数の長さと流域面積をもつ1級河川、全長249kmです。岩手県北西部の西岳付近に源を発し、岩手県を縦断、宮城県北部をながれて太平洋にそそぎます。下流部は仙台平野東部で新旧北上川にわかれ、旧北上川は石巻湾に、新北上川は追波川により東流して追波湾にそそぎます。

北上川

北上川を全国的に有名にしたのは、北上夜曲です。北上展勝地の入り口に、歌の碑がありボタンを押すと、北上夜曲のメロディが流れます。この歌は菊地規作詞・安藤睦夫作曲で、なにかモデルとするようなことがなくまったく二人の創作ですが、碑に書いてある詩から、それぞれ好きなように解釈するのでしょう。

北上川

北上夜曲(碑に書いてある歌詞)
菊地規作詞・安藤睦夫作曲

匂いやさしい 白百合の
濡れているよな あの瞳
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の 月の夜

宵の灯 ともすころ
心ほのかな 初恋を
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の せせらぎよ

銀河の流れ 仰ぎつつ
星を数えた きみとぼく
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の 星の夜

雪のチラチラ 降る宵に
きみは楽しい 天国へ
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の 雪の夜

僕は生きるぞ 生きるんだ
きみの面影 胸に秘め
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の 初恋よ

この詩では、初恋の女性の死を悼む内容です。ヒロインは私?と想像しつつ北上展勝地の休憩所で団子を食べながら、思わず涙を流すのでした。よだれを流したのではありません。
翌日、盛岡のコーヒーショップのマスターに北上夜曲の話をしたら、「あの場所は北上市ではなく、盛岡市ですよ。」といわれ、北上川が流れるところなら、どこへいっても同じだなと感心したのであります。

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